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【特集1】香川は日本一

香川が誇る日本一

日本で一番小さな県・香川は、県土の狭さを感じさせないほど多くの「日本一」がある。 どれもが輝くような実績だ。その背景に目を向けると、そこには風土や歴史の関わりがあり、人々の努力がある。積み重ねられた思いの結果として「日本で一番」となったのだ。 日本一を知ることは、香川を知ることになる。

日本一のうどん

うどん店の数日本一/1万人あたり5.9軒
うどん・そば消費額日本一/年間一世帯1万2千円

江戸時代からうどん県

江戸時代に描かれた屏風(びょうぶ)金毘羅(こんぴら)祭礼図」に3軒のうどん屋が描かれるなど、香川では昔からうどんが食べられてきた。二毛作の作物として育った小麦、小豆島などのしょうゆ作り、一大産地であるいりこ(煮干し)、讃岐三白の一つに数えられた塩など、必要とされる食材がそろっていたのだ。今や讃岐うどんは、「日本一おいしいうどん」と自負する県民のプライドとなっている。

うどんの写真

金毘羅祭礼図屏風の写真
1702年に描かれたという金毘羅祭礼図屏風。
金刀比羅宮所蔵

生地をこねる様子の写真
うどん屋で生地をこねる様子も描かれている。

いりこの写真

日本一の盆栽

松盆栽の生産量日本一/シェア約8割

海外でも人気のBONSAI

白砂青松の海岸で知られる瀬戸内海。その自然の姿を小さな鉢の中で模そうと、江戸時代に始まったのが高松市の松盆栽だ。全国シェア約80%を占めており、職人が長い年月をかけて創造する樹形は、高い芸術性が魅力となっている。近年はヨーロッパやアジアにも愛好家が増えて、「BONSAI」が世界共通語になってきた。また樹高20cmほどの「小品盆栽」は、高松・松平家の12代頼寿(よりなが)が創始者とされる。

盆栽の写真

小品盆栽の写真

日本一のオリーブ

オリーブの収穫量日本一/シェア9割以上

オリーブ栽培発祥の地として

明治41年に複数の県でオリーブの試験栽培を行ったところ、小豆島だけで根付き、ここから国産オリーブの栽培が始まった。現在は、高松市や坂出市など県内各地に生産地が広がる香川県産オリーブは、1粒ずつ手で摘み、熟れ具合や傷の有無を調べ、よりすぐりの実からオイルを搾る。独自の厳しい表示制度を設けての品質管理も行っており、国際的な品評会で受賞するまでに成長した。オリーブハマチや、オリーブ牛など、オリーブから派生したブランド食品も開発されている。

小豆島の写真

オリーブの写真

日本一のため池

日本最大規模のため池・満濃池、ため池の密度日本一

豊作への願いの数だけ、ため池がある

晴れの日が多い讃岐平野で無数に輝くため池は、密度でいえば日本一を数える。中でも、世界かんがい施設遺産に認定された日本最大規模の農業用ため池である「満濃池」は、弘法大師・空海が修築したことで知られている。温暖な気候の一方で水不足は深刻で、ため池の水によって救われてきた。貴重な水で育てる作物には、ひとしお愛情がこもる。食味ランキングで最高の特Aを四国で初めて獲得した県産米「おいでまい」開発の背景にも、作物への強い思いがある。

満濃池の写真

日本一の丸亀城

石垣の高さ日本一、日本一小さい天守

高くそびえる石垣の上に小さな天守

美しい石垣に感嘆の声が上がる丸亀城。小山を利用した城の石垣は、幾重にも重なり、総高約60m、日本一の高さを誇る。大手門から入るとすぐに大きな桝形(ますがた)があり、二の丸には、日本一深いという伝説の井戸もある。そして、頂には現存する十二城天守の中では最も小さい天守閣が建つ。そのため、下から見上げれば、石垣は実物よりも高くそびえて見える。

丸亀城の写真

※敵の進入を妨げる施設

日本一のアーケード

アーケードの総延長2.7kmは日本最長

どこまでも続くアーケード街

日本三大水城の一つ「高松城」。その城下に広がった商人の町が、日本一長いアーケード街につながる。町を広げた時、丸亀城下から商人を移住させてきたという丸亀町商店街をはじめとして現在では八つの商店街があり、そのアーケードは、主要道で分断されているものの総延長2.7kmで日本最長。さらに、丸亀町壱番街にあるクリスタルドームの最高点32mは、アーケードの構造物として日本一の高さを誇る。

アーケード街の写真

まだある香川の日本一

うちわの生産量日本一
金時ニンジンの生産量日本一
マーガレットの生産量日本一
手袋の生産量日本一
日本最古の歌舞伎劇場「金丸座」
世界一狭い海峡土渕(どふち)海峡」
日本一営業時間が短い駅「JR津島ノ宮駅」
道路・鉄道併用橋としての長さ日本一瀬戸大橋

瀬戸大橋の写真

日本一面積が小さい「香川県」

うちわの写真