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【特集2】ミュージアムは海を見る。

ミュージアムは海を見る。
自然の中に根を下ろすように設計されている。

香川では、アートに関連する施設が海の近くにあることが多い。
瀬戸内海とアートの不思議な結び付き。
ミュージアムは今日も海を見ている。

瀬戸内海歴史民俗資料館
眼下に広がる海の暮らしに関わる資料を所蔵。

 瀬戸内海を見下ろす五色台の頂にある資料館。瀬戸内海にまつわる歴史、民俗などに関する貴重な資料が展示されている。建物は建築工事の途上で採石された端材の石を積み上げて造られており、「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選ばれている。

展示物の写真

明治150年関連企画 崇徳院神霊、京都へかえる

9月22日(土)〜11月25日(日)
明治改元にあたり、怨霊として畏れられた崇徳院の神霊が京都に(かえ)された。それに関わった香川の人々の動きを通じて当時の精神世界の一端を紹介。
TEL 087-881-4707

瀬戸内海歴史民俗資料館の写真

屋上展望台の写真

屋上展望台からの写真
屋上展望台からの眺め。目の前に直島が見える。

香川県立ミュージアム
海と共にあった水城の隣に建つ。

 歴史博物館と美術館の機能を併せ持つミュージアム。高松城跡(現・玉藻公園)のすぐ隣にあり、正面玄関横の石垣は、発掘調査で見つかった城の石垣を復元したものである。高松城は、堀に海水を引き入れる水城であった。館内3階から見下ろすと、城の名残の向こうに海を感じる。

高松城跡周辺の写真
ミュージアムからは高松城跡周辺を見下ろせる。

目からうろこのミュージアム!
PartU いつものくらし これ、いいね。

10月2日(火)〜11月25日(日)
開館10周年を記念して、学芸員イチオシの収蔵品を紹介。第2弾となるPartUでは、ちょっと昔の着物や食器など暮らしに彩りを添えた物を現代風にアレンジして、オシャレに展示。
TEL 087-822-0002(代表)

石垣の写真
玄関の横にある石垣は、高松城の石垣として築かれたものを復元。

香川県立ミュージアムの写真

香川県立東山魁夷せとうち美術館
絵画のように迫る瀬戸大橋の眺め。

 東山魁夷画伯の祖父の故郷(ふるさと)櫃石島(ひついしじま)を望む美術館。瀬戸大橋と海、沙弥島(しゃみじま)の風景が溶け合う場所に建ち、館内にあるカフェから眺められる。この景観は、四国の美しい風景を選定した「四国八十八景」の一つに選ばれた。

東山魁夷せとうち美術館から眺む瀬戸大橋の写真
瀬戸大橋の色・ライトグレーは、東山魁夷画伯によって提案された。

生誕110年記念 夢を奏でる-東山魁夷とメルヘン

9月15日(土)〜11月11日(日)
東山魁夷が手掛けた絵雑誌の挿絵や異国風景を描く絵画や詩画集などから、絵の中に映る魁夷の優しさと美の世界を紹介。
TEL 0877-44-1333

東山魁夷せとうち美術館の写真
すぐ目の前は海。時間によって風景は変わる。

川島猛アートファクトリー
ギャラリーも川島猛の制作現場になる。

 五色台の麓で小さな湾を見下ろす静かな場所にある。川島猛氏が制作してきた作品、数千点以上の中から、テーマに沿うものが6階のギャラリーで展示されている。ここは現在のアトリエであり、時には展示作品に新たな発想を描き加える川島氏に出会えることがある。

作品制作の写真
88歳の今も作品制作への情熱は変わらない。

立体作品の写真
立体作品の向こうに瀬戸内海を望む。

予約制のギャラリーとして出発したが、美術館としての開館を目指す。
詳細は川島猛アートファクトリーのホームページに随時掲載。
TEL 087-802-6888

川島猛アートファクトリーの写真